2009年03月27日

飛んでイスタンブール

今はトルコを抜けシリアに居ますが、少し前に滞在していたのが
イスタンブール。

この街は、トルコの首都ではないけどアンカラ以上に有名な街。

この街の事を知ったのは、「飛んでイスタンブール」という歌のタイトル。
歌は良く覚えてないけど、とにかくイスタンブールという街の響き
だけが強く印象に残っていた。
その後に知ったイスタンブールの観光地の事と合わせて一度行って
みたい街だったので今回実現出来て良かった。

イスタンブールは、アジアとヨーロッパの交わる街でボスポラス海峡で
2つのエリアに分かれている。
なので、船に乗れば気軽にヨーロッパからアジアに行く事が出来る。

船に乗るのが好きなのでとても楽しい街だった。

しかも、イスタンブールはトルコリーグの主要3チームのホーム
タウンなのでフットボールも満喫できた。
フェネルバフチェとガラタサライの2試合を観に行ってきたけど
フェネルバフチェはアジア側にあるので観戦には船を使って
行った。
船に乗ってフットボールを観に行くのはなんか新鮮で良かったね。

トルコリーグには意外と名の知れた選手が多く、久しぶりのロベカルに
アレックス、ガラタサライではバロシュとキューエルもいた。
(中位のチームには、ロドリゴ・タバタも所属している)

試合の方は、フェネルバフチェは下から2番目のチームに1-1、
ガラタサライは、2-0からの3ゴールテで2-3でハンブルグに負けたけど
満足でした。

まあ、こんな感じで期待を裏切らない街でした。
posted by RD at 01:33| ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

福田健二

海外でプレーする日本人選手の中で一番観たかった福田の試合に
行ってきました。

日本を出る前は、スペイン2部でプレーしていたものの旅に出てから
ギリシャ2部のイオニコスへ移籍していた。

イオニコスについて調べた所、アテネ近郊のクラブだったので
アテネに行く予定は無かったが予定に組み入れて観てきた。
なのでついでに、アクロポリスも見れました。

福田がプレーするイオニコスは、6,000人くらいの収容人員の
スタジアムをホームとしていて感じとしてはJFLのような感じ。

スタジアムも入場時に結構厳しくチェックする割には、
ハーフタイムに子供がピッチの中でボール遊びをしたり
相手チームのボールをくすねる様な緩い感じ。

スタジアムの雰囲気は、前日に観たパナシナイコスもそうだったが
特に応援はなく、突発的にコールがあるくらいなもん。

試合は、2点先制するも後半に1点返され、その後DFとの交代で
福田は途中交代。
この日は、後半に左からのクロスに合わせてあわやゴールだったが、
ライン上でクリアされて惜しくもゴールならずでした。

その後、終了間際に同点ゴールを決められドローという結果でした。

正直言って、福田が所属していなければ観に行かないチームと
リーグ。

でもそこが福田の選んだ場所でそんな環境で、福田は闘っていた。
パスに届かず悔しがり、シュートを外して悔しがっていた。

国を変え、チームを変え闘い続ける福田をこれからも応援したいと
思う。
posted by RD at 23:43| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

ベオグラードダービー

当初、2/21開催予定だったので諦めていたものの2/28に延期になった
ので(大雪によるものらしい)、パルチザンとズベズダ
(レッドスター)のベオグラードダービーに行ってきました。

チケット取れるか心配でしたが、前日にスタジアムで無事購入。
過去に1試合で70人近くの逮捕者を出した事もあるカードなので今回は
不慮の事態を避けるためゴール裏潜入はやめておとなしく
メインで観戦。(チケット代が一律というのもあるけど)

試合当日ですが、バスを降りた所ですでにこんな状態でした。
derby1.JPG

スタジアムの前はこんな団体がいくつも
derby2.JPG

試合前にはバクスタを舞台に発炎筒の投げ合いが
derby3.JPG

そんな事をしていると警官隊登場
derby4.JPG

選手入場時の両ゴール裏
パルチザン
derby5.JPG

ズベズダ側はポンチョでコレオ
derby6.JPG

前半CKからズベズダが先制。

パルチザン側でのゴールなのにGKを通り越してズベズダゴール裏まで
喜びにくる選手
derby7.JPG

前半は、0-1で終了。

後半開始時のズベズダ
derby8.JPG

かなり炊いたのでこんな状態
derby9.JPG

何故か後半35分過ぎから炊かれた発炎筒
derby10.JPG

後半はパルチザンとの勝点差7を追いつく為にアウェーながら勝点3が
必要なズベズダは接触プレーでは担架が来るまで倒れる、監督は
タッチライン沿いで指示を出しつつ近くに来たボールをそのままキープ
したり、キャプテンは交代時にハイタッチを交わしてタッチラインを
跨ぐ寸前にキャプテンマークの渡し忘れをアピールしたりと徹底して
時間を使ってました。

なので、ロスタイムは6分。
そのロスタイムがもう終わりだろうという頃にパルチザンがまさかの
同点ゴールを叩き込んで直後にタイムアップ。

ズベズダ痛恨のドローでした。

なので試合後は主審に詰め寄る
derby11.JPG

試合後も厳戒態勢は継続。
欧州では普通の騎馬警官
derby12.JPG

どうやって使うのか犬の姿も
derby13.JPG

厳戒態勢は凄くて、ズベズダ側に行けそうな道は封鎖されていて、
近道をしようと柵を乗り越えようとした若者2人が思いっきり警官に
怒られてました。

市内中心部への道も数百メートルおきに5人1組の警官隊が立っていて
警戒態勢の凄さを感じた。
いったいこの1試合で何人の警官が動員されたのだろうか。

でも、ベオグラードダービーの雰囲気は良かった。
ミラノダービーよりもダービーっぽい感じがしたね。

無理な行程でも行って良かったよ。
posted by RD at 02:59| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

旧ユーゴスラビアの旅

今はアテネに居ます。
ローマの後は、バリからアドリア海をフェリーで越えて、
ドブロブニク(クロアチア)へと渡り、モスタル(ボスニア)→
ベオグラード(セルビア)→サラエボ(ボスニア)→ドブロブニク
→コトル(モンテネグロ)→ポドゴリツァ(モンテネグロ)→
スコピエ(マケドニア)→テッサロニキ(ギリシャ)と旧ユーゴを
旅してきました。

その中で印象的だったの2つの場所。
一つ目は、コソボ。

コソボというと紛争とか治安が悪そうとかあまり良いイメージが
ないのではないかと思う。
でも、今回一旦セルビアに行ってから再びドブロブニクという
ルートを取ったためコソボを通る必要が出てきた(まあ、また
ベオグラードに戻っても良かったが)ので色々と調べてみた。

コソボについて
昨年の2月に独立を承認していて、日本を含む数十カ国が独立を
承認している。
なので日本の外交上でいうと、れっきとした独立国「コソボ共和国」
である。(セルビアは独立を認めていない)
その独立宣言から一年たったが経済状況は良くなっておらず、
独立したら経済が良くなると信じていた層からは失望が広がっている
そうだ。

ただ、これに関してはある程度の層ならセルビアからの独立が
経済的に厳しくなるのは分かっていたと思うけどそれでも民族的な
独立を望んだのだろうからとやかく言うことではないけど。

そんなコソボの今は、治安面ではだいぶ落ち着いていて多くは
ないが旅行者も居るようだ。
安宿を探すサイトにも宿が登録されていた。

日本での乏しい情報だとコソボなんて旅行する所ではまだないと
思っていたが違っていた事に驚いた。
今回は、トランジット通過のみなので実際の治安面は分からないが
民間のバスが通っているだけに特に問題はないのだと思う。
少なくとも日本でのイメージとは全然違うことだけは確かだった。


次にボスニア。
ボスニアも未だに内戦のイメージが強く、治安が悪そうなどの
イメージが残っている。
実際、すぐそばのドブロブニクで会った日本人2人にもボスニアから
来たと言ったら「大丈夫でしたか?」と聞かれた。

でも、旅をしてみての感想は全然問題なし。
夕方以降は、人通りも少なくなってて夜は宿で過ごしていたので
夜間は分からないが、昼間は平和そのもの。
治安面では内戦は完全に過去のものと言える。

その他の面での内戦はどうか。
これはまだ過去のものとは言えない気がする。
ボスニア人と話をした訳ではないのでなんとも言えないけれど。

何故かと言うと、バスの車窓を見ているだけでも分かる。
この国の過去に何があったのかを。
これは、仮に予備知識がなくても分かると思う。
おびただしい数の銃弾の残る建物がそのまま残っているから。

これは、サラエボだけの話ではなく途中の小さな町の建物にも
銃弾の跡がある。
広い範囲で戦闘があった証だ。

これを見てはっきりと分かったのが、戦争は兵士と兵士の戦いだけ
ではなく民間人も確実に巻き込まれているという事が。
当然、分かっていた事だけどこの目で見て改めて認識した。

戦争の後を博物館の様に保存された形ではなく、見たのは始めての
事で色々と考えさせられた。

以上の2つの事が印象的で自分の目で見て良かったと思う。
日本では中々見えてこない部分だからね。

で、今回こんなルートを取る羽目になったベオグラードダービーは
そのうちアップします。

kosovo.JPG
posted by RD at 02:04| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バルカン半島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。