2009年04月11日

分離壁

今日はイスラエルから10kmほどの所にある街・ベツヘレムに
行ってきた。

ベツレヘムはキリスト生誕の教会がある街だが、パレスチナ自治区に
あたる街。

なので、この地区に入るのには分離壁を超えないと行けない。
分離壁にはチェックポイントがあってここを通って、
パレスチナ自治区へと入る。

行きにこのチェックポイントを通った時、自治区から出てくる
パレスチナ人がいた。
彼らは、許可証のような物を見せて上に指紋を採られてゲートを
通っていた。

しかし、その後に中に入ろうとした我々外国人ツーリストは
パスポートを見せるだけで通ることが出来た。
(それも受け取って見るのではなくこっちが見せただけで)

壁の存在は実際見てみると、思っていた以上に感じの悪い物に
感じられた。
本当に現代の「ベルリンの壁」にほかならない薄気味の悪い存在
だった。
posted by RD at 23:00| | Comment(2) | TrackBack(0) | パレスチナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月10日

レバノン

レバノンには3泊4日で行ってきた。

レバノンに入ってまずびっくりしたのが、街道の至るところにあった
兵士の詰所。
空の所もあったが、土嚢を積んでそこに銃を構えた兵士が立っている。
場所によっては、戦車が止まっている所もあった。

首都ベイルートでは、写真を撮っているとかなりの回数で「no phot」
と言われた。
中東の国の多くは、軍事関係や政府関係の写真撮影は禁止の所が
多い。
ただ、ベイルートではそれ以外の場所でも写真を咎められる事が
多かった。

この辺でこの国の置かれている状況を伺い知る事ができた。
厳しさではシリア以上のものを感じた。

そして、その原因の大半を占めているであろうイスラエルに
明日行ってきます。

ニュースの向こう側でしかなかった場所の現状を少しではあるけれど
見てこれたらと思う。
posted by RD at 01:38| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | レバノン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

シリア

トルコから一回シリアに入った後、レバノンを経て今はシリアの
首都ダマスカスに居ます。

シリアと言えば、アメリカからテロ支援国家の扱いを受けていて
少し前には空爆するとかしないとか言われていた国。
今回加入の旅行保険でも適用外になっている国。

イメージとしては危険な国だけど行ってみての感想は凄く良い国。

まず、人が本当に良い。
街を歩いていて道が分からなくなって聞けば、皆教えてくれる。
英語が話せる人も話せない人も関係なく教えてくれるし、分からなければ
周りの人に聞いて教えてくれる。

なので、表記はアラビア語が多いが旅をするにあたって困らない。

それと、街を歩いていれば色々な人から「welcome」と言われる。
シリアに来てくれてありがとうと言ってくる人もいた。

人以外の所でも、パルミラや十字軍の築いた城など観光地も興味深い
所が結構ある。

治安面でも夜一人で出歩いても全然問題ないくらいに良い。

今回の旅の中でもラオスやネパールに並ぶくらい滞在していて
心地よい国だ。

日本ではあまり良いイメージはないけど本当にシリアは良い国。
posted by RD at 03:50| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | シリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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