フラム、ウエストハムの3試合が予定されていたけど
ウエストハム以外はチケットが完売。
それに、今週末がプレミア最終節で降格争い以外はほぼ
順位が決していたので高い金出して観るか迷っていたら
朗報が。
3部にあたる、リーグ1のチャンピオンシップへの昇格を
掛けたプレーオフの決勝があった。
しかも場所は、聖地ウェンブリー。(まあ、改修で新しい
スタジアムになってるので聖地っぽさはないが)
さらに、カードがミルウォール-スカンソープ。
スカンソープというチームは良く分からないけど、
ミルウォールなら知っている。
ここは、サポーターの気性が荒いことで知られていて
フーリガンの代名詞として語られるクラブ。
ミルウォールがどんなものなのかと消化試合よりも
何かが掛かっている試合と思いプレーオフに
行ってきました。
試合は、先制されたミルウォールが立て続けの
ゴールで逆転して前半を折り返し、後半に
2点を失って2ー3でスカンソープの勝ちでした。
試合に関しては置いておいての全体の感想は
こいつら本当にフットボールと酒が好きだな
という感じ。
朝から泊まっているホテル近くのパブで
ミルウォールのユニを着たおっさんが
ビールを飲みつつ顔を赤くしてたし、
ほぼ占拠状態だった地下鉄車内ではおっさんが
歌いながら跳ねてたし、駅に着く度に大歓声で
乗ってくる仲間も迎えたり、相手やアーセナルの
ユニを着ている奴を見てブーイングしたり。
試合後には、しばらく立ち上がれない奴もいた。
さらに、ビールばっか飲むから試合中は
トイレに行く奴が多数。
そういえば、地下鉄内で小便してる奴もいた。
ただ、応援に関しては負てる時は静かだったので
言われてるほど凄いという感じはしなかった。
でも、自然発生のコールが全体に広がった時と
ゴールが決まった時のイヤーーーーーーという
声はかなりの迫力だった。
そして、気性の荒さは大分解消されたのか、
スタジアムに向かう途中に相手のサポの集団に
ビールを投げてた位のもんでした。
観衆もウェンブリー満席とはいかなかったものの
59000人と3部とは思えない数。
やはりフットボールはレベルではないなと思った。
応援するクラブとともにある週末。
そこにある喜怒哀楽。
そんなものを見ることが出来たのでプレミアよりも
こっちを選んで良かったと思う。
でも、横浜の試合に行きたくなったね。
ちなみに試合後にプレミアをはしごしようと思って
エミレーツまで行ったけど、ダフ屋が居なかったので
ハイバリーの跡地だけ見てきました。
ただの庭園になってたけどね。