もともとは予定に入れていなかったのですが、行って
おくべきだと思い遠廻りしてクラクフまで来ました。
冬ということもあって余計に悲惨さが強調された中、
第1と第2の2つの強制収容所を見てきました。
粗末な寝床や処刑の為のガス室、絞首台などの展示に
大量の毛髪や靴などの所持品、収容時に撮影された
写真などを見て何と言ったらいいのか言葉に
ならない様な時間を過ごしてきました。
これもただユダヤ人だったり、ロマだったり、
捕虜だったりしただけでこの仕打ちを受けたのだと
思うと本当にやるせない。
この旅では、ホーチミンでベトナム戦争の博物館に
プノンペンではポルポトが収容所として使った
トゥールスレーン、そしてトゥールスレーンから
運ばれて処刑する為に使ったキリングフィールドを
見てきて今回のアウシュビッツ。
なぜ、人種や宗教、思想が違うだけでこれほどまでに酷い
仕打ちが出来るのだろう?
そして、撤退したとはいえこれほどの目に遭いながら
何故、イスラエルはパレスチナに対してああいう事が
出来るのだろうと不思議でならない。
(ただ、ナチスの被害に遭ったユダヤ人全員がガザ空爆の
支持者だとは思わないが)
アウシュビッツは色々と考えさせられる所でした。
英語が理解出来るともっと良かったけれど。