2009年07月08日

ブラジルの中の日本

今はサンパウロに滞在しています。

サンパウロのリベルダーデ地区は、ロスのリトル・トーキョーと
ここだけという日本人街があります。
(もっとも、中国系の増加で東洋人街と呼ばれているけど)

なのでメインストリートはこんな感じで提灯を模した街灯に。japan1.JPG

さらに、大阪橋と呼ばれる橋の手前には鳥居も。
japan2.JPG

街中の看板も日本語で。
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土・日には広場に縁日も出ます。
japan4.JPG

たこ焼屋台。
japan5.JPG

焼そば屋台。
japan6.JPG

とまあ、こんな感じでブラジルの中に日本があります。
日本食も食べられるし、日本食に飢えている身としては嬉しいし
日本語で注文する事も出来ます。

リベルダーデ地区に居ると移民の人が沢山いるので話を聞く事も
出来るし、近くには図書館もあるので移民の歴史についての
本を読んだり出来ます。

今回、簡単に移民の歴史についての本を読んでみたところ色々と
知らなかった話も出てきた。

その一つが、「勝ち組」と「負け組」の話。
簡単に言うと、戦争での日本の負けを受け入れた人と受け入れなかった
人の事で、当時は勝ち組が大半で日本を卑下していると負け組の
人に対してのテロも行われていたそうだ。(死者は20人を超す)

ポルトガル語を読めない人も多かったので情報がうまく
伝わらなかった上に、日本の負けを信じない事が加わってこの様な
事態になったらしい。
勝ち組の活動は戦後10年くらい続いたという事(最後はごく僅かの
人だけだったようだけど)で日本とブラジルの距離を感じた。

まあ、原因はそれだけじゃなく戦時中の日本移民に対するブラジル側の
対応から日本の勝ちに希望を見出していたのも原因の一つらしい。

あとは、ブラジル社会にも日本食が普及していて宅配メニューに
焼そばがあったり、サンパウロ市民の好きな食べ物の2位に
寿司が入ったりと文化的影響もあたえているらしい。

とまあ、こんな話を知ったりと良い経験になった。
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posted by RD at 00:55| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

コバ・ド・ブラジル決勝

リオから夜行バスで28時間弱、ポルト・アレグレまでコパ・ド・ブラジルの
決勝・インテルナシオナルvsコリンチャンスを観に行ってきました。

ポルト・アレグレは治安があまり良くないとの事でしたが、夜の
人通りの少なさは別としてそんなには感じませんでした。

ここまでブラジルで2試合観たもののスタンドは満員ではなかったものの
さすがにカップ戦の決勝戦だけあってチケットは完売でした。

なので、昼間にスタジアムへの行き方確認しつつ、ダフ屋のプライス
チェックをした所、最低でも500ヘアイス(250ドル)でした。

予想外に高いなと感じつつもキックオフ寸前に賭ける事に。

さて、インテルナシオナルと言えば2006年のクラブワールドカップの
チャンピオンで世界一になったチーム。

なのでスタジアムにはこんな表記が。
inter1.JPG

世界一の誇りを感じます。

夜になり、キックオフの3時間前にスタジアムへ再び行ったらすでに
フィエスタが始まってました。
みんなビールを飲みつつ、歌を歌っていて盛り上がりを感じます。

相手のコリンチャンスにはロナウドがいるのでこんな物も。
inter2.JPG

さらに、ポルト・アレグレにはグレミオがあるのでそのグレミオを
揶揄するこんな物も。(ロナウジーニョは元グレミオ)
inter3.JPG

そうこうしているうちに、なんだか騒がしいと思ったらインテルの
選手バスが通過。花火を打ったりして出向かえてます。
inter4.JPG

こんな物を見つつ、ダフ屋と交渉するものの250ヘアイスから全く
金額は下がらず、しかもチケットではなくソシオカードなので
本物かどうかの見分けもつかずにどうしようかと思っていた所
(実際、騙されそうになった。ちょっと怪しかったのでそこらの
インテルファンに聞いて偽者と分かった)、インテルのトルシーダに
話かけられ少し談笑。

こいつらは南米では貴重な英語を話せる奴らで横浜出身だとか
クラブワールドカップを観に行った事とかこの試合の為に
ポルト・アレグレに来た事なんかを話たら気にいってくれて
「お前は、ジャポネーゼ・コロラドだ」とか大声で言い始めて
(コロラドはインテルの愛称らしい)、ダフ屋との交渉にも
一緒にしてくれ100ヘアイスで話がまとまった。

しかも、偽者だったら金を返させると言ってくれた。

で、入場するかと思いきやこいつらはぎりぎりまで外でビールを
飲んでいて、入場はキックオフの寸前。

入場するとスタンドはすでに満員。
選手入場を控えて、皆、発炎筒やら花火に火を点ける。
inter5.JPG

inter6.JPG

なので、ピッチはこんな状態。
inter7.JPG

満員のスタンドを掻き分け、空いてるスペースを見つけてくれて
そこで観戦。

ちょっと予定より遅れてやっとキックオフかと思ってたらスタンドが
騒がしい。
何かと思ってたら、インテル同士で殴りあいの乱闘をしてた。

直後に、スタンド待機のMPがもの凄い勢いでやってくる。
スタンドはイスのない形状なので、通路になってた部分に
立ってた人が次々とMPに突き飛ばされる。

こんなんが2度会った後に、やっとキックオフ。

試合は、1stレグを0-2で落としているインテルが前半で2失点。
勝つには5点必要な後半に2点を返すが、直後にダレッサンドロが
レッドで終了。

その後、相手にもレッドが出るものの追加点は奪えず、2-2で終了。

コリンチャンスの優勝でした。

あと、試合外で3つ。
・ロナウドは他の選手と比べて一回りデカイ。
 あれで、あのスピードは凄いけどそりゃ怪我も増えるわな。
・今回は、ボールボーイならぬボールガールでしたが、ボールを
 投げるタイミングが悪く(負けてるから早く投げるがことごとく
 選手とタイミングが合わず)、スタンドからプータ呼ばわりされて
 ちょっと可愛そうだった。
・スタジアムに張られていたダンマク。
inter8.JPG
 こんなサイトもあった。
 http://www.tamboresdeyokohama.com.br/
 世界一とともに横浜という街もインテルトルシーダの記憶に
 残っているかと思うと、横浜市民としては嬉しかったね。

さすがにカップ戦の決勝だけあって、スタンドの雰囲気も凄く
久しぶりに良い観戦でした。
posted by RD at 02:43| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

フルミネンセvsフラメンゴ

フルミネンセvsフラメンゴを観にマラカナンに行ってきました。

両チームは結構知っている選手が多かった。
フルミネンセには、仙台にいたチアゴ・ネーヴィスにガンバにいた
ファビーニョにリヨンにいたフレッジがいて、監督はパヘイラ。

フラメンゴには、ブラジル国籍じゃなくなったけどブラジルに
戻ってきたエメルソンになんといってもイタリアが嫌でブラジルに
戻ったアドリアーノ。
アドリアーノは背番号100を付けてました。

2月にミラノで見たアドリアーノに久々の再会でした。

試合は、半分の入りの40,000強でしたが、それなりには
盛り上がってました。
が、大半はフラメンゴファンで人気の高さがうかがえた。

マラカナンは本当に巨大なスタジアムでなんだかピッチまで
大きく見えた。

試合の方は、スコアレスドローで終了。

この旅で3回目のダービーと試合自体もかなり見ているのも
あるのかも知れないけど、不満でもないけど満足といった
感じでもなかった。

まあ、贅沢な話なんだけどそんな感じでした。

といっても試合は見続けるけどね。

次は、ポルト・アレグレに移動してリベルタドーレス準決勝
セカンドレグのグレミオvsクルゼイロか、コパ・ド・ブラジル決勝の
セカンドレグのインテルvsコリンチャンスのどちらかを観戦予定。
posted by RD at 10:15| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

ブラジル

とうとうこの旅最後の国、ブラジルへとやって来ました。
今は、リオ・デジャネイロに居ます。

治安面が心配なブラジルですが昼間に関しては大丈夫そうです。

ただ、昼間からセントロで上半身裸の男にすれ違いざまに多分だけど
「金くれ」とか言われるので油断は禁物ですが。

昨日は早速、フットボールを観に行ってきました。
ボタフォゴvsゴイアスの一戦でしたが、観衆6900人とちょっと
物足りない感じでした。

今日は、これからサンバなボインを見にコパカバーナに行って
夜はマラカナンでフルフラを見に行く予定。

旅もラストスパートだ。
posted by RD at 22:45| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ブラジル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

ボンボネーラ

なんとかボカの試合に間に合うように、ブエノスアイレスに着けたので
ボカvsヒムナシアの試合を観にボンボネーラに行ってきました。

最近はチケットの一般売りが無いらしく、ダフ屋からの購入。
座席は、アウェーサイドの2階席。
すぐ上は、ヒムナシアのインチャ席でした。

入場後すぐの夕暮れのボンボネーラ。
boca1.jpg

試合前にヒムナシアの幕が垂れてきた所、すかさず掴む人達。
さらには、火を点けて幕を破ってました。
火つきが悪かったのでスプレーを噴射して破ってた。
boca2.JPG

選手入場時のゴール裏。紙吹雪は少な目。
boca4.JPG

ボカゴール裏。
boca3.JPG

試合は、開始3分に先制されるも、ボカで200ゴール超えの
”スーペル”パレルモのPKで同点に追い付いて前半終了。
boca6.JPG

試合途中に突然始まった花火大会。
boca5.JPG

でも、後半にFKから勝ち越しゴールを決められて、1-2でボカの負け。

スタジアムは最近の不調を反映してガラガラ。
翌日の新聞によると、18,000人だった。

でも、ゴール裏2・3階は埋まってた。
こういう時に、どういった層がチームを支えているかが良く分るね。

まあ、ガラガラだったので雰囲気・迫力はいまいちだった。
けど、まずまず満足。

次観れたら、もっと緊迫感のあるスタジアムを期待したいね。




posted by RD at 05:20| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

イースター島

サンティアゴから飛行機で5時間30分かけて、イースター島へ
行ってきました。

イースター島は、ほのぼのとした島でしたがチリ随一の観光地だけあって
物価は高かった。

でも、知り合った日本人の人とレンタカーをシェアしたので多少マシに
観光ができました。

島を周遊するにあたって、イースター帰りの人のアドバイス通りに
左回りで周りました。
なんで左回りかと思ったけど実際に行ってみて納得。

村から左回りで行くとしばらくはこんな感じの倒れたモアイばっかり。
イースター1.JPG

こんなモアイを何体も見てそろそろ飽きてきた頃に日本の企業が
協力して立て直した15体のモアイに到着。
ようやくちゃんとしたモアイを見れて一同テンションが上がる。

で、19体にしてみた。
イースター2.JPG

その後は、パワーストーンを見たりビーチに行ったり、5体位の
モアイを何箇所か見ながら一周完了。
右回りだったら、ちゃんとしたモアイの連続の後に倒れたモアイの
連続だったので確かに最後は飽きてたかも。

最終日の朝は、15体のモアイへ朝陽を見に行った。
イースター3.JPG

その後、空港へ直行。
イースター島の空港はこんな感じで徒歩で飛行機まで。
イースター4.JPG

帰りは行きより短い4時間強でサンティアゴ着。
2泊3日の短いイースター島が終了。
短かったけど充実してた。
posted by RD at 03:11| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | チリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

チリリーグ

チリリーグのプレーオフが行われるとの事で、
ワールドカップの決勝も行われた、エスタディオ
ナシオナルまで雨の中行ってきました。

今年は、コロコロは不振のようでプレーオフにも
進出していないようでした。

対戦カードは、
Universidad Catolica vs Santiago Morning。

よくは分からないけど、サンティアゴ同士のカードの
ようでした。

スタジアムまで行って、ゴール裏を4500ペソで購入。
バンデーラの張られたインチャゾーンを確認して
雨を避ける為、コンコースで待機していたら人が
どんどん外へ出て行く。

なにかと思って眺めてたら、警官に中止と言われました。

どうやら、雨で中止になってしまったみたい。
そんな大降りでもなかったけど、グラウンドコンディションが
悪かったのかも知れない。

それにしても、ある程度フットボールがさかんな国なのに
雨で中止とは驚き。

無事、払戻しを受けて帰ってきた。
試合が見れずに残念。
posted by RD at 09:25| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

ウユニツアー

世界最大の塩湖のウユニ塩湖を観光するツアーに
行ってきました。

こんな感じで真っ白です。
uyuni1.JPG

ツアーで一緒だった人が持っていたギニュー隊長も
ウユニを観光中。
uyuni2.JPG

たそがれてみた。
uyuni3.JPG

サボテンの島が塩湖の中に。
uyuni4.JPG

ウユニで定番らしい写真その1。
uyuni5.JPG

定番らしい写真その2。
uyuni6.JPG

ツアーで一緒だったボリビア人も巻込んでの進化の過程。
(指示がいまいち伝わってなかったのかちょっと姿勢が高い)
uyuni7.JPG

宿泊は塩のホテル。
uyuni8.JPG

星の数が相当のものでした。
写真では伝わらないけど天の川がくっきりでした。
uyuni9.JPG

朝日と温泉。
残念ながら水着がなかったので入れず。
uyuni10.JPG

と、こんな感じで非常に楽しい2泊3日のツアーでした。
ただ、ツアーの大半が4000m以上だったので相当疲れました。

次は、イースター島でモアイを見てきます。
posted by RD at 07:57| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ボリビア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

マチュピチュ

マチュピチュに行ってきました。

IMG_0223.JPG

マチュピチュに行くにはかなり金がかかりました。
1泊が7ドル弱、1食3ドル、リマからクスコまで
約30時間のデラックスバスが40ドルなのに
クスコからマチュピチュの約3時間の鉄道が
48ドル(これでもバックパッカークラスという
一番安いクラス)、麓の村からマチュピチュまでの
バスが片道7ドル。
そして、マチュピチュの入場料が約42ドルと高い。

まあ、カンボジアのアンコールワットと同じ様な
位置付けの場所だから仕方はないのだけど。

でも、行ってみての感想は期待以上に凄かった。
他にもっと良い伝え方があるといいのだけど
思いつかないがとにかく凄かった。

まさに空中都市と言った言葉がぴったりな位の
山の上に突然現れる都市。
どうやって建造したのかさっぱり分からない。

さらに建物の建築技術もすごくて石積みの壁が
本当にぴったりとくっついている。

これだけの物がちゃんとした形で今に残っているのも
凄いし、これだけの文明がありながらも
外敵に屈してしまったのかと思うと感慨深い。

さらにマチュピチュでは後方にそびえる
ワイナピチュという山にも登ってきた。

ここは、入場規制が敷かれていて1日に400人
までになっている。
その整理券を手に入れる為と、早朝の人の
少ないマチュピチュみたさにみんさ朝早くから
マチュピチュへと出掛ける。

俺は、4時に起きて4時30分には宿を出たけど
バス乗場には50人位がすでに並んでた。

6時の開門で中に入ったので無事整理券は
手に入れる事が出来た。

ワイナピチュは、かなり険しい道に加えて
標高が高いので大変だった。

でも、頂上から見るマチュピチュの全景は
素晴らしく山の上に開けている様子が
良く分かった。

IMG_0249.JPG

とにかく、高かったがそれ以上の物があった。

この後は、ウユニ塩湖へと向かいます。
高山病との戦いかな。
posted by RD at 10:24| ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | ペルー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

南米入り

とうとう最後のエリア南米に入りました。

思えば赤道を越えて南半球に入るのはこれが初めて。

南米といえば治安が悪いイメージが強く、とても警戒したけど
早速一緒のホテルの日本人の人が先日盗難に遭って、パスポート
などをやられたと聞き不安は高まるばかり。

しかも、インドなんかとは違ってナイフや時には銃も登場すると
言うし首絞め強盗もまだまだ健在の様で警戒は解けません。

最後の最後の難関という感じです。

でも、南米はマチュピチュやイースター島、ボンボネーラに
イグアスの滝など楽しみも多いので気をつけて何もないように
進めていければと思う。
posted by RD at 05:26| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ペルー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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